アヤメアンティーコというブランドの「ポルタフォーリオ クラシコ」という財布を買いました。
財布のブランドとしてはまだあまり有名じゃないかもしれませんが、落ち着いたオシャレ感と丁寧な作りがとても良いです。
仕事に持っていけて、ある程度の年齢になっても使える財布という目的で探していたのですが、これがなかなか難しかった。
個人的にはイルビゾンテやGANZOが好みなのですが、目的と予算の面で二の足を踏んでいました。
そこでちょうどよく見つけたのがアヤメアンティーコ。
ぜんぜん聞いたことのないブランド(僕が無知なだけだと思うけど…)だったのでどうかと思いましたが、落ち着いた中にもオシャレ感のあるデザインと、GANZOよりもお手軽な価格が気に入り、購入してみました。
イタリア伝統の渋革×日本の熟練職人が生み出す上質な革製品≪AYAME ANTICO≫
買ってみた
ド田舎に住んでいるのでいつ届くかと思っていましたが、注文の翌日には発送され、2日後には到着しました。
ラッピングが無料だったので、自分用なのにラッピングしていただきました(笑)
とても丁寧なラッピングなのでプレゼントでも安心ですね。
出してみた
色は「マッローネ(ブラウン)」
個人的には「アッズーロ(ブルー)」がかなり気になっていたんだけど、ちょっと色がカジュアル過ぎるのでこちらにしました。
画像はiPhone7で見るとほぼ実物と同じ色になるように補正しました。
たぶん6や8でもそう変わらないと思うのでiphoneユーザーの方は参考にしてみてください。
表面はこんな感じ。ミネルバボックスという革を使用しています。
ナチュラルな雰囲気でカッコいいですね。
この革はなめしの工程でオイルをたっぷりと浸透させるそうで、他の革に比べ乾燥しづらく、使い始めからしばらくはオイルを塗ったりしなくても良いそうです。つまり管理が楽。
キズは付きやすいですが、オイルを含んでいるので軽く揉むとキズが目立たなくなるそうです。
購入から3週間後ぐらいにうっかり傷をつけてしまったんですが、指で揉むようにこすると傷が消えました!
写真左の赤マルが傷で、右側がこすった後です。見事に消えています。すごい!
公式サイトによると経年変化(エイジング)がとても美しいとのことなので、使っていくのが楽しみです。
側面。コバ塗りという技法を使って仕上げています。
公式サイトの画像ではコバ塗りの部分が黒っぽいイメージだったんですが、実物は結構茶色です。
開いてみました。
内側にはヌバックという革が使われています。
起毛っぽい感じで触り心地が良いです。
左が自然光、右が蛍光灯下での色。
光源によって雰囲気が結構変わってきます。
エイジングが進むと少しずつツヤが出てくるそうです。
ファスナーは金色。
最初開けたときは「硬っ!」って思ったんですが、何度か開け閉めするとスムーズになってきました。
ただ、やはりスルスルって感じではないですね。ちょっと重いです。
札入れです。かなり広々としています。
100万円ぐらい入りそうです。
カード入れ。
ポケットは4つですが、ポケットじゃないスペースも使えばかなり入ります。
小銭入れ。
以前はボックスタイプの小銭入れがついた財布を使っていたので、それから比べると使い勝手はやや悪いです。
でも、こちらもガバッと開くので、使いにくくはないです。
内側は布。以前使っていた財布は小銭入れの内側も革だったんですが、小銭が貼り付いて取れなくなるということがあったので、ここに関しては布で良いと思います。
入れてみた
お金を入れてみました。
札入れは高さがピッタリですね。幅は少し余裕があって出し入れしやすいです。
海外ブランドの財布の場合、札入れが日本の紙幣のサイズに合わないことがあるんですよね。
そのへん日本のメーカーは安心ですね。
小銭入れ。やはりボックスタイプよりは使い勝手が悪いですが、長財布の小銭入れとしては悪くないです。
カード入れその1。
カードポケット6つの他、大きめのポケットが2つあります。
カードポケットは結構きついので、紙製のカードなんかは大きい方のポケットに入れた方が良いです。
カード入れその2.
こちらのポケットはさらにキツめ。
出し入れがしづらいレベルなので、普段はあまり使わないようなものを入れた方が良いかも。
たぶん使っているうちに柔らかくなると思いますが。
小銭入れとカード入れの間にもポケットがありました。
マチがないので出し入れしづらいですが、領収書とかを入れておくのに丁度良さそうです。
おわりに
質とデザインにこだわった落ち着いた大人の財布といった雰囲気でとても気に入りました。
これなら10年は使えそうです。
ミネルバボックスという革はエイジングも美しいとのことなので、使っていくのが楽しみです。
エイジングが進んだら、またレビューしたいと思います。